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解体工事の歴史について ~建物を壊すということの本当の意味~

皆さんこんにちは!

 

愛媛県西予市を拠点に解体工事や一般・産業廃棄物収集運搬・処理業を行っている

南予総合サービス有限会社、更新担当の富山です。

 

 

解体工事の歴史について

~建物を壊すということの本当の意味~

今回のテーマは、私たちの生活環境と切っても切り離せない「解体工事」の歴史についてです。


建物を「建てる」仕事が注目されがちですが、同じくらい重要なのが「壊す」仕事――それが解体工事です。

私たちの暮らしを支えてきた解体工事が、どのような背景と変遷をたどってきたのか。時代ごとの特徴を交えて、じっくり振り返ってみましょう。


■ 古代~江戸時代:再利用が当たり前だった時代

 

解体工事の概念は、実は古代から存在しています。


日本では、木造建築が主流だったこともあり、**“壊す”というより“分解して再利用する”**という文化が根付いていました。

江戸時代には、建物の部材を組み直す「曳家(ひきや)」や「移築」がよく行われており、職人たちは木材を丁寧に抜いて再利用していました。
現代のように重機で一気に破壊するのではなく、“素材を活かす”という職人気質が重んじられていたのです。


■ 明治~戦前:近代建築とともに変わる解体工事

 

明治時代以降、鉄筋コンクリート(RC)造や鉄骨(S)造の建物が登場し、解体工事の難易度が急上昇します。

特に都市部では高層建築の需要が高まり、「手壊し」だけでは間に合わない時代に。
この頃から人力作業に加えて道具や機械を導入する動きが広まり、くぎ抜きやのこぎり、バールといった工具が解体に使われるようになりました。

また、都市部の再開発や震災の復興工事にともない、一時的に大量の建物を取り壊す必要が生じ、「解体業」が専門化していく契機となります。


■ 戦後~高度経済成長期:スクラップ・アンド・ビルドの時代

 

第二次世界大戦後、日本は急速な復興とともに建設ラッシュが起こり、「建てては壊す」時代に突入します。
高度経済成長期には、戦前の木造家屋や老朽化した建築物をスピード重視で解体することが求められました。

この時期に普及したのが、油圧ショベル(ユンボ)や鉄球を使った重機解体です。
解体効率が大幅に向上し、重機による“破壊”の時代が幕を開けます。

一方で、粉じんや騒音、アスベストなどの環境・健康への影響が顕在化し、解体工事の「安全」と「周囲への配慮」が新たな課題として浮上します。


■ 現代:環境対応型の解体工事へ

 

2000年代以降、建築リサイクル法や石綿障害予防規則といった法制度の整備が進み、「壊す」から「分けて、守る」へと解体工事の考え方が大きく変わりました。

  • 分別解体による廃棄物の適正処理

  • 粉じん・騒音対策のための養生・散水設備の充実

  • アスベスト除去の事前調査と報告義務化

 

現在では、建設業の中でも高度な知識と技能を要する分野となっており、職人たちは「壊す技術」に誇りを持ちながら、安全と環境の両立を目指しています。


■ まとめ:解体は“未来をつくるための仕事”

 

解体工事は、単なる“破壊行為”ではありません。
それは、次の建築のための“準備”であり、時代の移り変わりを支えてきた「再出発の第一歩」でもあります。

その歴史をたどると、時代の価値観と技術進化が凝縮された職種であることがよくわかります。
次回は、そんな解体工事の現場で大切にされている「鉄則」について詳しくご紹介します。

 

 

 

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建設物解体後の作業プロセス、廃材の適切な処理

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今回は、解体後

ということで、建設物解体後の作業プロセス、廃材の適切な処理、土地の整備と地盤調査、環境保全のための取り組み について詳しく解説します♪

 

解体工事が完了した後も、現場ではさまざまな作業が必要です。ただ建物を取り壊すだけではなく、廃材の処理・土地の整地・地盤の確認・新たな活用のための準備 など、次のステップへ進むための重要なプロセスが含まれます。これらの作業を適切に行うことで、環境への負荷を最小限に抑えながら、安全でスムーズな土地の再利用が可能になります。


1. 建設物解体後の作業の重要性とは?

建物を解体した後の作業には、廃材処理・地盤整備・環境対策 などが含まれます。これらを適切に行わなければ、廃棄物の不法投棄や地盤沈下、環境汚染のリスク が高まります。

廃材の適切な処理とリサイクルによる環境負荷の軽減
地盤を整備し、安全で安定した土地を確保
新たな建築や土地活用をスムーズに進めるための準備

解体後の作業を怠ると、トラブルや追加コストが発生する可能性がある!


2. 建設物解体後の作業プロセス

 

(1) 廃材の撤去と分別処理

解体工事後には、大量の建設廃材が発生します。これを適切に処理し、リサイクル可能なものは再利用することが重要です。

コンクリート・アスファルト → 砕石化し、道路舗装材として再利用
木材 → チップ化して燃料や合板材料として活用
鉄骨・金属 → 製鋼原料としてリサイクル
プラスチック・ガラス → 廃棄物処理業者による適正処理
有害物質(アスベスト・鉛など) → 法令に基づいた専門処理

解体廃材のリサイクル率を高めることで、環境負荷を低減!


(2) 残存基礎や地下構造物の撤去

解体が終わった後も、地中に建物の基礎や地下構造物が残っている場合があります。

コンクリート基礎の撤去 → 新たな建築のために地盤を整える
地中埋設物(古い配管・浄化槽)の撤去 → 未来の建築トラブルを防ぐ
地中障害物の確認 → 事前調査で未知の埋設物を特定し、安全に除去

🏗 地中に不要なものが残らないよう、丁寧な確認と撤去作業が必須!


(3) 整地・地盤の均し

解体後の土地は、不均一な状態になっているため、整地作業が必要 です。

重機を使用し、地面を均等にならす
大型ローラーで地盤を締め固め、沈下を防止
排水処理を考慮し、水はけの良い土地に整備

📌 整地作業をしっかり行うことで、次の活用がスムーズに!


(4) 地盤調査と補強作業

地盤の強度を確認し、必要に応じて改良を行うことが重要です。

地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験・ボーリング調査など)
地盤改良(柱状改良・表層改良・鋼管杭打ち)
軟弱地盤の場合、追加の補強工事を実施

🏠 特に新築を建てる予定がある場合、地盤の強度を事前に確認することが重要!


(5) 環境対策と近隣ケア

解体後の土地利用を考慮し、環境への影響を最小限に抑えるための対策 も必要です。

粉塵・騒音対策(散水・植栽による防塵効果)
周辺の道路や歩道の清掃を徹底
近隣住民への報告とコミュニケーションを継続

🌍 環境への配慮と地域との調和を大切に!


3. 解体後の土地活用プランと準備

 

解体後の土地をどのように活用するかによって、整備の方法が変わります。

(1) 住宅建築を予定している場合

建築基準法に適合した地盤強度の確保
排水計画を考慮した土地整備
建築確認申請の準備


(2) 駐車場や資材置き場として活用する場合

簡易舗装(砂利敷き・アスファルト舗装)で利用開始が可能
フェンスやゲートを設置し、安全管理を強化


(3) 賃貸・売却を検討する場合

地盤改良の有無を確認し、資産価値を高める
不動産業者と連携し、最適な活用方法を模索

🏗 解体後の土地の活用方法を明確にすることで、無駄なく計画的な整備が可能!


4. まとめ:解体後の作業を適切に行い、安全で価値のある土地を再生しよう!

 

解体後の廃材は適切に分別・リサイクルし、環境負荷を低減
地下構造物を撤去し、次の建築のための基盤を整備
地盤調査・改良を行い、安全な土地活用を実現
環境対策と近隣住民への配慮を忘れずに行う
解体後の土地活用計画を明確にし、スムーズな再開発につなげる

🏠 解体工事は「建物を壊すだけ」ではなく、解体後の適切な処理と土地整備が最も重要!
しっかりとした計画と管理を行うことで、安全で持続可能な土地活用 を実現しましょう!

 

 

 

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解体工事における安全性の確保の重要性

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今回は、安全性の確保

 

 

ということで、解体工事における安全性の確保の重要性、安全な解体工事を実現するためのプロセス、リスク管理と最新技術の活用、法規制と遵守すべき基準 について詳しく解説します♪

 

解体工事は、新築工事やリノベーションの前段階として重要な役割を果たします。

しかし、建物の崩落・粉塵の飛散・騒音・有害物質の取り扱いなど、多くのリスクが伴うため、安全対策が最も重要視される工事の一つ です。

適切なプロセスを踏み、安全基準を順守することで、事故を防ぎながらスムーズに解体作業を進めることができます。


1. 解体工事の安全性が求められる理由とは?

 

(1) 解体工事の危険性

解体工事は、建物を取り壊す過程で以下のような危険が発生するため、安全対策が不可欠です。

建物の倒壊リスク → 不適切な手順で解体すると、想定外の崩落が発生する可能性がある
粉塵の飛散 → 石綿(アスベスト)などの有害物質を含む粉塵が、周囲の健康に影響を与える
騒音・振動による影響 → 近隣住民への悪影響や、作業員の聴覚への負担が懸念される
重機・機械の操作ミス → クレーンやショベルの誤操作による事故のリスク
電気・ガス・水道などのライフライン → 適切に処理しないと、感電や火災の原因になる

解体工事は「危険が伴う作業」だからこそ、慎重な計画と管理が必要!


(2) 解体工事の法規制と基準

解体工事は、法律によって厳格に管理されています。主な法規制は以下のとおりです。

建設リサイクル法(2002年施行) → 建設資材の分別解体と再資源化を義務付け
労働安全衛生法 → 作業員の安全確保のための基準を設定
石綿障害予防規則 → アスベストの適切な処理を義務付け
騒音規制法・振動規制法 → 近隣への影響を最小限にするための規制

📜 法律を遵守することで、環境・安全の両面で適切な解体工事を実現!


2. 解体工事における安全確保のプロセス

 

解体工事では、安全性を確保するために、適切なプロセスに従って施工を進めることが重要 です。

(1) 事前調査と計画立案

安全な解体工事を行うためには、まず詳細な事前調査と計画策定が必要 です。

建物の構造調査(鉄筋コンクリート・木造・鉄骨造など)
アスベスト・PCBなどの有害物質の有無を確認
周辺環境のチェック(近隣住民・道路・電線など)
解体方法の選定(手作業解体・重機解体・爆破解体など)
作業員の安全対策計画の策定

📝 綿密な調査と計画が、安全な解体工事の第一歩!


(2) 近隣住民への説明と対策

解体工事では騒音・粉塵・振動 などの影響を最小限に抑えるため、近隣住民への配慮が不可欠 です。

工事前に近隣住民へ説明会を実施し、工事内容や期間を説明
防音シート・防塵ネットの設置
作業時間の制限(早朝・深夜の作業を避ける)
道路封鎖や安全確保のためのガードマン配置

📢 近隣への事前説明と適切な対策が、トラブルを防ぐ鍵!


(3) 解体作業の実施

解体作業を行う際は、安全確保のために慎重な手順で進めることが重要 です。

① ライフラインの遮断

電気・ガス・水道・通信設備を事前に停止
漏電やガス爆発のリスクを防ぐため、専門業者が対応

② 建材の分別解体

再利用可能な資材(木材・金属・コンクリート)を分別して撤去
アスベストや鉛を含む建材は、適切な処理を行う

③ 建物の順序を守って解体

上から下へ(屋根→壁→柱→基礎)の順番で解体
無理な一括解体をせず、安全なペースで進行

🚧 計画的な解体が、安全でスムーズな施工を実現!


(4) 解体後の後処理と廃材処理

解体後の現場整理と適切な廃材処理も、安全な施工の一環です。

現場内の清掃と整地作業を実施
廃材はリサイクルセンターへ運搬し、再利用可能なものは資源化
アスベストやPCBなどの有害物質は、法令に基づいた適切な処理

環境に配慮した解体工事が、持続可能な社会づくりにつながる!


3. 最新技術を活用した安全対策

 

(1) 遠隔操作式重機の導入

オペレーターが遠隔操作で解体できるため、作業員の安全を確保
危険な高所作業や狭所作業を無人で実施可能

(2) 粉塵抑制システム

散水装置やミスト発生装置を活用し、粉塵の飛散を最小限に
環境負荷を抑え、作業員の健康リスクも軽減

(3) AI・ドローンによる現場監視

解体工事の進行状況をリアルタイムで分析し、安全対策を最適化
事故のリスクを事前に予測し、適切な対応を実施

🚀 最新技術の活用で、より安全で効率的な解体工事が可能に!


4. まとめ:安全な解体工事の実現には、計画・対策・最新技術の活用が不可欠!

 

事前調査と計画をしっかり立て、リスクを事前に把握する
近隣住民への配慮を怠らず、適切な対策を講じる
安全な解体手順を守り、作業員と周囲の安全を確保する
最新技術を活用し、リスクの低減と作業の効率化を実現する

🏗 解体工事は「ただ壊す」のではなく、安全と環境に配慮した計画的な作業が求められる!
適切な対策を講じ、安全でスムーズな解体工事を実現 しましょう!

 

 

 

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解体工事のやりがいと魅力 ~ 安全で効率的な解体に挑む ~

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解体工事のやりがいと魅力 ~ 安全で効率的な解体に挑む ~

 

 

 

解体工事というと、「ただ古い建物を壊して片付ける作業」というイメージを持たれることが多いかもしれません。

しかし、実際には新しい空間を生み出すための第一歩として、都市開発や地域の再生において非常に重要な役割を担う仕事です。

本記事では、解体工事の現場で働くプロフェッショナルたちが感じるやりがいや魅力について詳しくご紹介します。

解体工事の奥深さ、社会的な意義、そして技術を磨くことで得られる達成感について、ぜひ知っていただければと思います。


解体工事のやりがいと魅力

 

1. 地域の発展に貢献する充実感

解体工事は、単なる「撤去作業」ではなく、新たな建築プロジェクトの出発点となる仕事です。

都市開発や再開発に不可欠な役割


老朽化した建物の撤去を通じて、新しい住宅や商業施設、公共施設の建設を可能にします。

例えば、大規模な再開発プロジェクトでは、解体工事が完了しないと次の建設工程に進めません。

地域の安全性向上にも貢献


耐震性の低い建物や老朽化した構造物を安全に解体することで、地域住民の安心・安全な生活環境の確保にも寄与します。

特に、日本のような地震が多い国では、古い建物を計画的に撤去し、より安全な建築物へと更新していくことが重要です。

地域住民や社会からの信頼と評価


解体工事は、「まちづくり」に直接関わるため、地域住民や発注者からの感謝の言葉をいただくこともあります。

自分たちの仕事が形として残らないからこそ、**「見えない貢献」**にやりがいを感じることができます。


2. プロフェッショナルとしての技術が磨かれる

 

解体工事は、単純な作業の繰り返しではなく、建物ごとに異なる条件や課題に対応しながら、安全かつ効率的に作業を進める技術が求められる仕事です。

適切な工法の選択が求められる


建物の構造、立地、周辺環境などを考慮しながら、最適な解体方法を選択する必要があります。

例えば、以下のような工法が現場によって使い分けられます。

 - 手作業解体(狭い場所や住宅地などで騒音・振動を抑えるために使用)
 - 重機解体(ショベルカーや大型重機を使い、安全かつ迅速に解体)
 - 爆破解体(特殊な環境下で行われる高度な技術を要する工法)

状況判断力と対応力が向上する


現場では、想定外の状況が発生することもあります。

例えば、建物内部の構造が想定と異なる、地下埋設物が発見される、天候の影響で作業が難航するなど、さまざまな問題に直面します。

こうした課題に対処しながら工事を進めることで、経験を積み、判断力が鍛えられるのが、この仕事の醍醐味の一つです。

資格取得を通じたスキルアップ


解体工事に関する資格(解体工事施工技士、建設機械施工技士など)を取得することで、より専門性の高い業務を担当できるようになります。

技術者としての成長を実感しながらキャリアアップができる点も、この仕事の大きな魅力です。


3. チームワークと一体感の重要性

 

解体工事は、一人では決して完遂できない仕事です。

現場では、オペレーター(重機作業員)、手元作業員、監督者、現場管理者が一体となり、円滑に工事を進めるためのチームワークが求められます。

現場での密なコミュニケーション


重機を使った解体作業は、細かい合図や指示のやりとりが不可欠です。

「危険が迫っている」「次の工程に進む」「予期しない状況が発生した」など、すべてのメンバーが状況を共有し、即座に対応する必要があります。

現場の一体感が、安全でスムーズな作業を支える鍵となります。

信頼関係が生まれる職場環境


解体工事は、長期間にわたるプロジェクトも多く、同じメンバーで仕事を進めることが多いため、チームの信頼関係が深まります。

ともに汗を流し、難しい工事を成功させた時には、大きな達成感を味わうことができるのも魅力の一つです。

危険を回避するためのチームワーク


解体工事は、適切な安全管理のもとで行わなければ、事故につながるリスクもあります。

そのため、仲間同士で安全確認を徹底し、互いに声を掛け合うことが何よりも重要です。

現場での協力と助け合いを通じて、「仲間とともに安全を守る」という意識が強くなるのも、この仕事の魅力の一つです。


まとめ:解体工事は未来を創る仕事

 

解体工事は、単なる「片付け」ではなく、新しい空間を生み出し、地域の未来をつくるための重要な工程です。

地域の発展に貢献できる → まちづくりの第一歩を担う仕事
技術と判断力が身につく → 環境や建物に応じた最適な工法を選択するスキルが鍛えられる
チームワークが生まれる → 仲間と協力しながら安全に作業を進める

こうしたやりがいと誇りを持ちながら、安全第一で作業に取り組むことが、解体工事のプロフェッショナルに求められる資質です。

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解体工事における安全管理と対策

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【第4回】解体工事雑学講座

テーマ:解体工事における安全管理と対策

解体工事雑学講座の第4回は、**「安全管理と対策」**についてです。


解体工事は、ただ建物を壊すだけの作業と思われがちですが、実際には非常に多くの危険が潜んでいます。


重機の操作、高所作業、ガス管や電線の扱い、粉塵や騒音…こうしたリスクを正しく管理することが、工事を無事故で終えるための最大の使命です。

今回は、解体工事の現場で実施されている安全管理の実態を、詳しくご紹介します。


✅ なぜ安全管理が重要なのか?

 

解体現場では、ちょっとした不注意が大事故につながります。

  • 重機と作業員の接触

  • 落下物による怪我

  • 感電やガス漏れ

  • 粉塵による健康被害
    これらの事故は、**「安全対策を徹底していなかった」**ことが原因で起こるケースが大半です。

だからこそ、安全管理は最優先事項


私たちは「壊す工事」ではなく、「安全を守る工事」を実践しています。


✅ 安全管理の主なポイント

 

① 作業員の安全教育と装備の徹底

 

工事前には、**KY活動(危険予知活動)**を含む安全教育を必ず実施します。

  • 作業手順の確認

  • 危険箇所の把握

  • 緊急時の対応方法

さらに、作業員には次の保護具を必ず着用させます。

  • ヘルメット:落下物から頭部を守る

  • 安全靴:足元の鋭利な破片や重機から守る

  • 手袋・保護メガネ:金属片や粉塵対策

  • マスク:アスベストや粉塵の吸入を防ぐ

装備が一つでも欠ければ、現場に入ることは許されません。


② 現場の安全確認と巡回

 

工事が始まったら、現場監督や安全管理責任者が定期的に巡回します。

  • 作業員が安全ルールを守っているか

  • 重機の周囲に人が入っていないか

  • 危険箇所に標識やバリケードがあるか

さらに、**朝礼での声かけ確認(指差呼称)**や、作業前の点検チェックリストを毎日実施。


「今日の現場で一番危険な作業は何か?」を全員で共有し、ヒヤリ・ハット(危険事例)を未然に防ぎます。


③ 防塵・防音対策

 

解体工事で避けられないのが、粉塵と騒音です。


しかし、近隣住民の方々や環境に配慮し、次の対策を徹底します。

  • 粉塵対策:散水をしながら解体、養生シートで現場を囲う

  • 騒音対策:防音パネルを設置し、作業時間を調整

  • 近隣対応:工事前に必ず説明、工期や作業時間を明示

最近では、低騒音型の重機や、環境対応型の油圧ショベルを導入し、地域に優しい工事を目指しています。


④ 感電・ガス漏れなどのリスク管理

 

建物の解体では、電気やガスの設備が残っているケースがあります。
感電やガス爆発は命に関わる重大事故
そのため、

  • 事前の電気・ガス停止確認

  • 配管・配線の完全撤去

  • 作業中の検電・ガス漏れ検査
    を徹底します。


✅ まとめ:安全管理なくして解体工事なし

 

解体工事は、安全管理がすべての基盤です。
どんなにスケジュールがタイトでも、「安全を犠牲にするスピードアップ」は絶対にしません。

解体現場に携わる全員が、**「今日も無事に帰る」**ことを目標に、日々安全対策を実施しています。

次回もお楽しみに!

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解体工事の工程と流れ ~施工の一連のプロセス~

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【第3回】解体工事雑学講座

テーマ:解体工事の工程と流れ ~施工の一連のプロセス~

第3回の解体工事雑学講座では、「解体工事がどのような工程で進むのか?」を徹底解説します。


解体工事は、単に建物を壊すだけの作業ではありません。

安全性や周辺環境への配慮、そして法令遵守など、多くの工程と注意点が詰まっています。

今回は、解体工事の準備から完了までの流れを順を追って、分かりやすくご紹介します。


✅ 解体工事の主な流れ

 

① 現地調査と工事計画の作成

 

最初のステップは「現地調査」です。


建物の構造、材質、築年数だけでなく、周囲の環境や道路状況、隣接する建物との距離などを入念に確認します。
この調査によって、

  • どの解体工法を採用するか

  • 使用する重機の種類やサイズ

  • 粉塵・騒音対策の方法

  • 廃材の搬出ルート
    など、工事計画が具体的に決まります。

さらに、アスベスト(石綿)調査も義務化されており、有害物質が見つかった場合には適切な除去手続きが必要です。


② 近隣への挨拶と法的手続き

 

工事前には、近隣住民への説明・挨拶が欠かせません。


解体は騒音や振動が発生するため、事前に工期や対策を説明しておくことで、トラブルを防ぎます。

また、建設リサイクル法に基づく届出や、道路使用許可申請などの行政手続きも必要です。
こうした段取りが整って初めて、本格的な工事に入ることができます。


③ 仮設工事と養生設置

 

解体前に行う大事な工程が「仮設工事」。


工事現場の周囲に、

  • 養生シート(粉塵が飛び散らないように)

  • 防音パネル(騒音の軽減)

  • 足場やバリケード(作業員と歩行者の安全確保)
    を設置します。

この段階で、電気・ガス・水道の停止作業も完了させます。これを怠ると感電や漏水事故の原因になるため、非常に重要なポイントです。


④ 解体作業の開始

 

いよいよ解体スタートです!


作業は、建物の構造や立地条件によって異なりますが、基本的な流れは次のとおりです。

  • 内部の設備や建具の撤去

  • 手作業による壁や天井の解体

  • 重機による外壁や骨組みの解体

ここで大切なのは、**「上から下へ」**という原則。
屋根 → 外壁 → 柱 → 基礎の順に崩すことで、建物の倒壊リスクを最小限にします。


⑤ 分別と廃材の処理

 

解体後に残るのは大量の廃材。


しかし、廃材はゴミではなく「資源」です。

  • 鉄骨・鉄筋 → 製鉄所へ再利用

  • 木材 → チップや燃料へ

  • コンクリート → 砕いて再生骨材へ

近年はリサイクル率が95%以上を目指す取り組みも進んでおり、環境負荷を減らす努力が欠かせません。


⑥ 整地と工事の完了

 

解体と廃材処理が終わったら、敷地をきれいに整地します。


次の建築や土地活用のために、地盤を平らにし、地中のゴミや埋設物を撤去しておくことが重要です。

最後に、工事完了報告書やマニフェスト(廃棄物管理書類)の提出を行い、すべての工程が完了します。


✅ まとめ:解体は“壊す”ではなく“未来の準備”

 

解体工事は、ただ壊すだけではありません。


安全・環境・次のステップを考えたうえで、一つひとつの工程を丁寧に進める必要があります。

「解体工事を検討している」「リフォームや建て替えをしたい」という方は、ぜひこの流れを知っておくと安心です!

次回もお楽しみに!

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解体工事の種類 ~建物や用途に応じた工法と特徴~

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第2回 解体工事雑学講座

解体工事の種類 ~建物や用途に応じた工法と特徴~

 

 

 

前回は、解体工事そのものの役割や重要性についてご紹介しました。

今回は、**解体工事にはどんな種類があるのか?**というテーマでお届けします。

解体工事と一口にいっても、実は建物の種類・構造・立地・目的によって、工法や進め方がまったく異なります。

それでは、代表的な解体工事の種類とその特徴を、順に見ていきましょう!

 

 

 

■ 内装解体工事(スケルトン工事)

 

ビルやマンション、店舗のリフォームやリノベーションの前段階として行われるのが、内装解体工事です。

建物そのものは残しつつ、内装のみを取り壊してスケルトン状態(骨組み)に戻すのが目的です。

 

壁・天井・床の撤去

給排水設備、電気配線の取り外し

エアコンや換気設備の撤去

比較的短期間で済む作業であり、原状回復や改装工事の第一歩として欠かせない工程です。

騒音や粉じんが抑えられるため、商業施設やテナントビルで頻繁に行われる解体です。

 

 

 

■ 建物解体工事(建屋解体)

 

こちらは建物全体を完全に取り壊す工事。

一般住宅から大型の工場・マンション・ビルまで、あらゆる構造物が対象になります。

 

木造(W造):手壊し+重機併用

鉄骨造(S造):ガス溶断+重機解体

RC造:ブレーカー・圧砕機など特殊機器を使用

解体後は基礎や地中埋設物の撤去、整地作業も行うため、工期が長期化する傾向にあります。

仮囲いや足場、防音パネルの設置など、近隣住民への配慮が特に重要となる工事です。

 

 

 

■ RC造解体(鉄筋コンクリート構造物)

 

鉄筋とコンクリートの複合構造でできたRC造は、非常に頑丈で耐久性が高い分、解体も難易度が高いです。

 

コンクリートブレーカー(圧砕機)でコンクリートを砕く

鉄筋とコンクリートを分離してリサイクル

特殊な足場や防音対策が必須

RC造解体では、構造体の重量が大きいため、崩壊による二次災害のリスクが高く、慎重な解体計画が求められます。

一歩間違えば命に関わる作業だからこそ、経験と技術のある業者が不可欠です。

 

 

 

■ アスベスト除去を伴う解体工事

 

昭和40〜50年代に建てられた建物には、断熱・耐火目的でアスベスト(石綿)が使用されていることが多く、現在では健康被害防止のため、専門的な除去作業が必要です。

 

事前調査による含有確認

専用の防護服・マスクの着用

除去中の飛散防止対策(陰圧除じん装置など)

特別管理産業廃棄物として適正処理

アスベスト除去は通常の解体工事とは別枠での申請と届出が必要であり、厚生労働省・自治体への報告義務もあります。

まさに「命を守るための特殊解体工事」なのです。

 

 

 

■ その他:部分解体や特殊解体

 

屋根や外壁のみの部分解体

橋梁・煙突・塔屋・看板などの特殊構造物解体

都市密集地での狭小地解体や手壊し解体

 

現場によっては、一つとして同じ解体はありません。

目的・構造・周辺環境を的確に見極めた解体工法の選定が重要です。

 

 

 

■ まとめ:解体工事は“オーダーメイド”の仕事

 

建物が違えば、解体のやり方も変わる。

それが解体工事の面白さであり、難しさでもあります。

現代の解体工事は、安全・環境・効率性が同時に求められる高度な現場対応力が必要です。

 

 

次回は、そんな解体工事の現場で守られている「安全管理とルール」についてご紹介します。

以上、第2回解体工事雑学講座でした!

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

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解体工事とは?その役割と重要性

皆さんこんにちは!

 

愛媛県西予市を拠点に解体工事や一般・産業廃棄物収集運搬・処理業を行っている

南予総合サービス有限会社、更新担当の富山です。

 

 

 

梅雨の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

雨音に季節の移ろいを感じる今日この頃です。

 

今月からブログ更新を頑張っていきます!

第1回 解体工事雑学講座

解体工事とは?その役割と重要性について

 

 

 

今回のテーマは、私たちの生活や街づくりに密接に関わる「解体工事」そのものの役割と重要性についてです。

建物を壊す――それだけを聞くと、荒々しいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、解体工事は決して“壊すだけ”の仕事ではありません。

安全・環境・再生の第一歩として、重要な使命を担っています。

それでは、解体工事の本質に迫っていきましょう!

 

 

 

■ 解体工事とは何か?

 

解体工事とは、建築物・構造物・工作物などを安全に取り壊し、土地を整地・再生させる工事のことを指します。

老朽化した住宅、使われなくなった工場、都市開発での建て替え――こうしたあらゆる場面で、まず必要なのが「解体」という作業です。

解体をしない限り、新しい建物もインフラもつくれません。

つまり、**解体工事は“未来を創るための準備”**なのです。

 

 

 

■ 土地再利用のための第一ステップ

 

土地の再活用を考えたとき、最初に行うのが古い建物の解体です。

 

老朽化した住宅を撤去して、新築を建てる

耐震性に不安のあるビルを壊し、安全な施設に建て替える

空き家や空きビルを更地にして、駐車場や商業施設に転用する

 

こうした流れのスタートが解体工事です。

近年では空き家問題や都市の高齢化といった課題もあり、解体工事の需要は増加傾向にあります。

都市の更新や再開発において、欠かすことのできない社会基盤整備の一環と言えるでしょう。

 

 

 

■ 解体工事とリサイクルの深い関係

 

解体工事で発生する廃材は、決して“ゴミ”ではありません。

木材 → 合板チップ、燃料

鉄 → 製鋼原料

コンクリート → 路盤材(再生砕石)

ガラスやアルミ → 建材や部品として再利用

 

現代では、建設リサイクル法により、一定規模以上の工事では「分別解体」と「再資源化」が義務付けられています。

つまり、解体工事は「環境を壊す」どころか、資源循環型社会の一翼を担う重要な存在でもあるのです。

 

 

 

■ 安全かつ効率的な工事のために求められる技術

 

解体工事は、一歩間違えば大事故にもつながる危険性の高い作業です。

だからこそ、専門の知識・技術・現場管理力が求められます。

 

構造物の強度や倒壊リスクの事前診断

粉じん・騒音・振動の発生を抑えるための工夫

重機の使用と手壊し作業の適切な使い分け

安全ネット、仮囲い、足場、散水装置などの徹底装備

こうした配慮がなければ、作業員はもちろん、近隣住民や通行人の安全も脅かしてしまいます。

**「壊す技術」ではなく「守るための技術」**が、解体現場には求められているのです。

 

 

 

■ まとめ:解体工事は、未来へのスタートライン

 

壊すことは、終わりではありません。

新しい建物、新しい街、新しい価値を生み出すための、大切な“始まり”です。

解体工事は、社会にとって必要不可欠な“インフラ整備の一環”であり、**「壊す=創る」**という視点が、これからの時代ますます重要になることでしょう。

 

 

 

以上、第1回解体工事雑学講座でした!

次回は「解体工事の種類と工法」について詳しくご紹介します。

 

次回もお楽しみに!

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